吉元由美『雨よりせつなく』
2005年4月15日 読書
映画「雨よりせつなく」の原作。映画は未見。
大人の恋愛を描いた表題作ほか全6作。
大人の恋愛とは、ドロドロの愛憎劇ではなく、切なく悲しい、思い出に残るような恋。これについては、あとがきで滔々と語られており、本書の味は「恋というひとつの出来事が与えてくれた喜びやつらさを、人生に美しく反映させていけるようになる。それこそが、大人になることの醍醐味なのだと思う」という筆者の言に要約されているように思う。
男としては、女性心理の妙に首を傾げる部分もあるが、それはそれで、女性が描く女性が主人公の恋愛物語として味があるといえよう。
大人の恋愛を描いた表題作ほか全6作。
大人の恋愛とは、ドロドロの愛憎劇ではなく、切なく悲しい、思い出に残るような恋。これについては、あとがきで滔々と語られており、本書の味は「恋というひとつの出来事が与えてくれた喜びやつらさを、人生に美しく反映させていけるようになる。それこそが、大人になることの醍醐味なのだと思う」という筆者の言に要約されているように思う。
男としては、女性心理の妙に首を傾げる部分もあるが、それはそれで、女性が描く女性が主人公の恋愛物語として味があるといえよう。
DVD『アップルシード』
2005年4月14日 映画女兵士デュナン・ナッツは、戦場で捕えられ、平和都市オリュンポスに連れてこられる。彼女を迎えたのは、サイボーグとなったかつての恋人・ブリアレオスと、クローン人間“バイオロイド”のヒトミだった。人間とバイオロイドの存在を巡る謎と陰謀が、デュナンを新たな戦いに巻き込んでいく…。最先端技術を盛り込んで創られた21世紀的アニメ。
士郎正宗の『アップルシード』を映像化……というよりは、最先端技術の題材に『アップルシード』を選んでみました。といった感じの一作。キャラクターは、戦闘のプロでリアリストな傭兵から、正義漢的なヒーローへ変更されている辺り、一般向けの修正といえないことは無いが、映画を見て原作を読むと違和感があるだろう。そういった意味では士郎正宗の「味」は再現されていない。
一方で、最先端技術を盛り込んだ映像はなかなか。その「映像」のリアルさには感嘆するが、「映画」としては、正直違和感が否めない。まるでゲームのムービーシーンを見ているようだ。素直に普通のアニメーションとして製作しても良かったのでは。この辺りが「技術検証のための実験作」という感が強い。
技術的なことを抜きにすると、ストーリーそれ自体は結構楽しめる。原作と違うのは、この手の映画には付き物。「士郎正宗の」『アップルシード』という(原作至上主義的)こだわりを捨てればA級のSF作品として楽しめる。
熊倉隆敏『もっけ(勿怪)』4巻
2005年4月13日 コミック
本格妖怪マンガ、4巻です。
今回は、ほのぼの度及び妖怪話度は低め。
姉妹の能力?を軸にした短編が展開されてます。
今後の展開を期待させる内容ですが、もうしばらくほのぼの路線?で行ってもらっても良いかなぁ……という気が。個人的な願望なんですけどね。
本誌の方で、あまり売れてない?様なコメントがありましたが、昨今の「やおい」&「萌え」業界なマンガ業界では、爆発的ヒットになるようなことはないのでは、と。一部コアなファンは必ず買いますので、ご安心あれ(苦笑)
今回は、ほのぼの度及び妖怪話度は低め。
姉妹の能力?を軸にした短編が展開されてます。
今後の展開を期待させる内容ですが、もうしばらくほのぼの路線?で行ってもらっても良いかなぁ……という気が。個人的な願望なんですけどね。
本誌の方で、あまり売れてない?様なコメントがありましたが、昨今の「やおい」&「萌え」業界なマンガ業界では、爆発的ヒットになるようなことはないのでは、と。一部コアなファンは必ず買いますので、ご安心あれ(苦笑)
岩永亮太郎『パンプキン・シザーズ』3巻
2005年4月12日 コミック帝国が誇る巨大インフラストラクチャ“帝都地下大水道”を舞台に繰り広げられる、陸情3課(パンプキン・シザーズ)と民営水道管理局との麻薬密売をめぐるイタチごっこは、新たな、そして深刻な局面を迎えようとしていた。水道局長の背後で暗躍する謎の組織『銀の車輪結社』。国家公安を盾に、その実、麻薬密売の裏に隠された“利”を実力で奪取すべく強襲制圧部隊を動員、介入に乗り出す陸情1課。そして、ランデルとハンス、どちらかの『不可視の9番の屍骸が搬入されるのを、赤く厚い唇の奥で舌なめずりして待つ『カウプラン機関』主任・ミュゼ…。停戦から3年を経てなお熄まぬ銃声と干戈の響きは、確かな“人為戦災”の存在を誇示し、小柄な気高い公女を奮い立たせた……!約8か月ぶりの新刊。
既刊よりも画力の粗が目に付くような気がするが、そこはそれ。
ストーリーとドラマ面では、今回も期待を裏切らない出来栄え。
素晴らしい。特に主役?を完全に食っているアリス少尉の立ち居振る舞いには目を見張るものがる。格好良い。
4月の定期異動に伴う歓送迎会が催されました。
ウチの部局(課2つ+外部2所)では、新人3人が配属されたり、隣の課に移動したりと結構大きな異動があったので、異動者が多い!総勢40人以上での飲み会でした。
1次会>2次会と宴会は盛り上がり、24時が過ぎてからもう1件いくかーと気勢が上がる始末。ちょっとちょっと、今日はまだ月曜ですぜ。すっかり疲れてしまって途中退場。一番最後までいった方々は27時をまわったらしい……お疲れ様です。みんな元気だよなぁ……。
ウチの部局(課2つ+外部2所)では、新人3人が配属されたり、隣の課に移動したりと結構大きな異動があったので、異動者が多い!総勢40人以上での飲み会でした。
1次会>2次会と宴会は盛り上がり、24時が過ぎてからもう1件いくかーと気勢が上がる始末。ちょっとちょっと、今日はまだ月曜ですぜ。すっかり疲れてしまって途中退場。一番最後までいった方々は27時をまわったらしい……お疲れ様です。みんな元気だよなぁ……。
出久根達郎『かわうその祭り』
2005年4月10日 読書あるコレクターが残した「幻の映画フィルム」の謎を追いかけていくと、旧満州から日露関係を揺るがした大津事件へと繋がった!歴史のうねりに翻弄される人々の悲喜劇を描いた、うんちく満載の痛快娯楽長編小説。朝日新聞好評連載の単行本化。話の主役が入れ替わり、話の筋が移り変わるため少々読みにくく、文章もやや固め。それでも読者を引き込んでいく展開はさすが。文章はドラマティックではないが、ミステリアスな展開で読者を引き込んでいく骨太な一冊。
浅学にして「かわうその祭り」の意味するところは知らなかった。へぇーといった感じか。なかなか含蓄のある台詞回しもあり、物語以外でも楽しめた。筆者が言いたかったことも別枠で(あとがきとして)述べられている。これまた納得の文章である。
休日だったので職場の同期と花見の宴。
場所は近所の公園だが、一応ライトアップがされていて夜桜も楽しめる。桜は満開だが明日が雨とのことで、散ってしまう可能性が大。
花見のラストチャンスである。
朝、I氏とともに8時から場所取りに赴き、12時より宴会スタート。
女性陣が作ってきてくれた料理をつまみながら、飲み飲み。
I氏の重大報告?や恋話、仕事の話などなど馬鹿話が連鎖して、取り止めがなくなっても酔っ払いの勢いは止まらない。突然走りたくなったとのたまったW女史にはびっくりだが、それに付き合って走ったM氏がマジで転倒して大事に。擦り傷程度で済んだものの、なぜに走り出したのかは謎だ(苦笑)
勢いをかって、夜桜で飲みに突入。
M女史が実家より七輪と炭を手配して、炭火焼を愉しむことに。
出来合いの焼鳥でも炭火とロケーション効果で美味美味。
さらにM女史のご両親も加わって(!)、イノシシ肉のロースを炙っていただいたりする。これが、目茶目茶美味い!舌鼓を打ちつつ、満開の桜を眺め、酒盃を傾ける。うーん、シアワセ。
結局、解散したのは22時過ぎ。
気が付けば10時間耐久で桜之宴。
場所は近所の公園だが、一応ライトアップがされていて夜桜も楽しめる。桜は満開だが明日が雨とのことで、散ってしまう可能性が大。
花見のラストチャンスである。
朝、I氏とともに8時から場所取りに赴き、12時より宴会スタート。
女性陣が作ってきてくれた料理をつまみながら、飲み飲み。
I氏の重大報告?や恋話、仕事の話などなど馬鹿話が連鎖して、取り止めがなくなっても酔っ払いの勢いは止まらない。突然走りたくなったとのたまったW女史にはびっくりだが、それに付き合って走ったM氏がマジで転倒して大事に。擦り傷程度で済んだものの、なぜに走り出したのかは謎だ(苦笑)
勢いをかって、夜桜で飲みに突入。
M女史が実家より七輪と炭を手配して、炭火焼を愉しむことに。
出来合いの焼鳥でも炭火とロケーション効果で美味美味。
さらにM女史のご両親も加わって(!)、イノシシ肉のロースを炙っていただいたりする。これが、目茶目茶美味い!舌鼓を打ちつつ、満開の桜を眺め、酒盃を傾ける。うーん、シアワセ。
結局、解散したのは22時過ぎ。
気が付けば10時間耐久で桜之宴。
DVD『ヴァン・ヘルシング』
2005年4月8日 映画ドラキュラ、フランケンシュタイン、ウルフマン(狼男)、ジキル博士とハイド氏など、古典的な人気モンスターが一同に介したアクション超大作。ドラキュラ伯爵が人間を襲い続けるヨーロッパの町・トランシルバニアで、モンスター・ハンターとして知られるヴァン・ヘルシングがドラキュラ一味との激しい闘いを繰り広げる。娯楽大作。
その手のモンスターモノのエッセンスをごった煮にした感じ。特撮率は高いが、アクション率はイマイチ。主役のヘルシングが(格闘的には)強くないというのは、イマヒトツな要素かと。ヒーローなんだから、もっと強くても良いのではないかと。ヘルシングの正体もとってつけたようでイマヒトツ。全体にご都合主義的でもあるし。あまり後味の良い終わり方でないのは、続編を予定しているからだろうか。
とまぁ、文句をつけたが、ストーリー展開はテンポよく、時間を忘れて楽しめる。クリーチャー造形もなかなか。良い意味でアニメ的な一本。
仕事が終わってから、近場の名所?に夜桜見物へ出かける。
午前中雨が降っていたので、決行を危ぶんでいたものの、夕方には雨も上がったようで良かった良かった。
まずは腹ごしらえと、回転寿司で夕食をとったのだが、店内にあった水槽にいた奇妙な魚がすごく気になった。細長くて、口が大きくて、何だか茶色っぽい。わっ!伸びてる。にゅにゅーっって伸びてる。
…………あれはウツボじゃないのだろうか?メニューにはウツボの記載はなかったけど、注文すると捌いてくれるのだろうか。ちょっと高価そうだ。それ以前に食べたいとも思わないけど。
腹も満ちたところで花見へと向かう。
夜間ライトアップされた桜が暗闇の中にぼんやりと浮かび上がって、なんとも幻想的な美しさ。ちょうど満開のようで、見応えも抜群。雨の影響か、私たちのほかには人がいなくて、貸切状態。堪能しました。
午前中雨が降っていたので、決行を危ぶんでいたものの、夕方には雨も上がったようで良かった良かった。
まずは腹ごしらえと、回転寿司で夕食をとったのだが、店内にあった水槽にいた奇妙な魚がすごく気になった。細長くて、口が大きくて、何だか茶色っぽい。わっ!伸びてる。にゅにゅーっって伸びてる。
…………あれはウツボじゃないのだろうか?メニューにはウツボの記載はなかったけど、注文すると捌いてくれるのだろうか。ちょっと高価そうだ。それ以前に食べたいとも思わないけど。
腹も満ちたところで花見へと向かう。
夜間ライトアップされた桜が暗闇の中にぼんやりと浮かび上がって、なんとも幻想的な美しさ。ちょうど満開のようで、見応えも抜群。雨の影響か、私たちのほかには人がいなくて、貸切状態。堪能しました。
ウチの係で指導をお願いした先生と歓迎の宴。
私の専門分野?とはだいぶ違う分野の方なので、なかなかに興味深い話が聞けて満足。
先生をホテルまでお送りして、いつもならもう一杯というところだが、あまり興ものらず大人しく帰宅。少し早めに就寝。
私の専門分野?とはだいぶ違う分野の方なので、なかなかに興味深い話が聞けて満足。
先生をホテルまでお送りして、いつもならもう一杯というところだが、あまり興ものらず大人しく帰宅。少し早めに就寝。
浦賀和宏『松浦純菜の静かな世界』
2005年4月5日 読書「私には分かるよ。あなたの気持ちが。殺したい奴って、確かにいるもの」大けがを負い、療養生活をおくっていた松浦純菜が2年ぶりに自宅に戻ってくると、親友の貴子が行方不明になっていた。市内では連続女子高生殺人事件が発生。被害者は身体の一部を持ち去られていた!大強運で超不幸な“奇跡の男”八木剛士と真相を追ううちに2人の心の闇が少しずつ重なり合う新ミステリ。猟奇殺人を扱ったミステリだが、主人公の描写等はやや青春文学っぽい。その青春文学っぽさに引き込まれて一気に読める。
事件の犯人についてはともかく、主人公(女)の秘密についてはバレバレというか、容易に想像が付くのであまり驚きは無い。
主人公(男)が(ガンダムの)プラモデルを造る描写など、やや苦笑気味に楽しめる部分もあり。それに対する主人公(女)のコメント「グフパンチ」って……
DVD『世界の中心で、愛をさけぶ』
2005年4月4日 映画ある日、朔太郎(大沢たかお)の婚約者・律子が突然書置きを残して失踪した。彼女の行き先が四国である事を知った朔太郎は、後を追いかける。四国は朔太郎の故郷でもあり、高校時代の初恋の思い出が眠る場所でもあった…。遅ればせながら、話題作を見る。
かつて某所で「空港のシーンが『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』みたいだった。」との意見があり、純愛(?)映画でホラー映画のようなシーンとは?と思っていたが、なるほど納得。それが妙にツボにはまってしまい、感動的なシーンで笑いをこらえるハメに……
純愛映画というのがどういうものかわからないが、まあ良い話だったのでは。ストーリィ的には薄いところがあるが、映像はキレイだし、感じるところのある作品ではないかと。これまた某所で、内容の無い青春映画を賛美するのは失った青春に対する幻想だ云々と断じた方がいたが、これはこれでアリかなと。どのようなものにしろ、映画は幻想を写すものだろうから。
休日。近隣の公園(それなりに桜の名所)へ、少し早い花見へと出かける。
まだ咲き始め、あるいは三分咲きといった感じで花はまばらだったが、すごい人出。
バーベキューをする人々、上半身裸でキャッチボールに興じる青年達、敷地内で開催中の陶器市&植木市に来た人々……人、人、人である。
桜を見に行ったのか、人を見に行ったのかわからない。
桜は来週ぐらいが満開か。来週はまたどこかへ花見に行こうかね。
まだ咲き始め、あるいは三分咲きといった感じで花はまばらだったが、すごい人出。
バーベキューをする人々、上半身裸でキャッチボールに興じる青年達、敷地内で開催中の陶器市&植木市に来た人々……人、人、人である。
桜を見に行ったのか、人を見に行ったのかわからない。
桜は来週ぐらいが満開か。来週はまたどこかへ花見に行こうかね。
カレールゥ「こくまろSpecial」使用感。
2005年4月2日 飲食だいぶ前に発売されたカレールゥ「こくまろSpecial」。
どの辺がスペシャルなのか?ということでカレーを作る。
ルゥの試食(?)なので、奇妙なアレンジはナシで、
パッケージのレシピにそって調理してみる。
ルゥ自体は既存の「こくまろ」と変わらないようだが、
煮込み時に入れるスパイスが別添で付いている。
これが結構スパイシー。
出来上がりの見た目は既存の「こくまろ」使用時と特に変化ナシ。
添付スパイスのおかげで、香りはなかなか。味の方も深みがあって、結構良い感じ。辛口ルゥ使用で添付スパイス全量投入でも、思ったより辛くない。
(追記。一晩おいたらそれなりに辛くなってた。)
結局、既存製品との差は「添付スパイス」だけなのだろうか。「ZEPPIN」のような凝ったルゥではなくて、ルゥとスパイスのセット商品といったところか。個人的には「ZEPPIN」に軍配。
どの辺がスペシャルなのか?ということでカレーを作る。
ルゥの試食(?)なので、奇妙なアレンジはナシで、
パッケージのレシピにそって調理してみる。
ルゥ自体は既存の「こくまろ」と変わらないようだが、
煮込み時に入れるスパイスが別添で付いている。
これが結構スパイシー。
出来上がりの見た目は既存の「こくまろ」使用時と特に変化ナシ。
添付スパイスのおかげで、香りはなかなか。味の方も深みがあって、結構良い感じ。辛口ルゥ使用で添付スパイス全量投入でも、思ったより辛くない。
(追記。一晩おいたらそれなりに辛くなってた。)
結局、既存製品との差は「添付スパイス」だけなのだろうか。「ZEPPIN」のような凝ったルゥではなくて、ルゥとスパイスのセット商品といったところか。個人的には「ZEPPIN」に軍配。
新年度スタート。
前年度の仕事を引きずっていた去年とは異なり、まあまあのスタート。
ところが新年度異動で隣席のM氏が放出されてしまった。後任は新規採用者。M氏の仕事はやや専門性が強くて、できれば5年ぐらいの長期的在籍が望ましいんだけどなー……
新規採用者は僕らと同じ専門性がある人なので、長い目で見れば戦力増なのかもしれないが。M氏のやっていた仕事は僕らの専門とは少し異なるし。専門性を高めるための研修とか、M氏には今後のための投資?をしている時期だったと思うのだが。
この会社の異動が、コストや効率、人材を考慮せずに行われている事を痛感。いや、毎年のように痛感、か。
前年度の仕事を引きずっていた去年とは異なり、まあまあのスタート。
ところが新年度異動で隣席のM氏が放出されてしまった。後任は新規採用者。M氏の仕事はやや専門性が強くて、できれば5年ぐらいの長期的在籍が望ましいんだけどなー……
新規採用者は僕らと同じ専門性がある人なので、長い目で見れば戦力増なのかもしれないが。M氏のやっていた仕事は僕らの専門とは少し異なるし。専門性を高めるための研修とか、M氏には今後のための投資?をしている時期だったと思うのだが。
この会社の異動が、コストや効率、人材を考慮せずに行われている事を痛感。いや、毎年のように痛感、か。
長嶋有『泣かない女はいない』
2005年3月31日 読書ごめんねといってはいけないと思った。「ごめんね」 でも、いってしまった…。恋をめぐる心のふしぎを描く小説集。「泣かない女はいない」「センスなし」に加え、カヴァー裏に掌編「二人のデート」を収録。泣かない女はいない。作中で歌われるボブ・マーリーの「NO WOMAN NO CRY」のこと。長嶋有は日常の心情を淡々と書き出すのが巧い作家だと思う。「センスなし」も、だからどうした!それからどうするの?と言いたくなる内容だが、作者の手にかかると、しんみりと心に染みる文章になるから不思議だ。
カバー裏(!)に記された「二人のデート」は、内容よりもカバー裏に短編?をという発想に驚き。
神永学『心霊探偵 八雲 2』
2005年3月29日 読書
えーと。「ミステリー民俗学者八雲樹」の小説本と勘違いしました。
全然違うのに。原作コミック知ってるから2巻からでも良いかー、なんて。勘違いもはなはだしい。
さて感想。
霊が見える?赤い瞳の心霊探偵が主役のシリーズらしいが、ミステリとしてはわかりやすすぎて、いささか難あり。キャラクター同士のかけあいがテンポ良い代わりに、状況描写などは薄め。描写不足の点などは、映画やドラマの下手なノベライズにも似ている。
総じてライトノベルっぽい雰囲気。
手軽に読めるコミックのような一冊。
全然違うのに。原作コミック知ってるから2巻からでも良いかー、なんて。勘違いもはなはだしい。
さて感想。
霊が見える?赤い瞳の心霊探偵が主役のシリーズらしいが、ミステリとしてはわかりやすすぎて、いささか難あり。キャラクター同士のかけあいがテンポ良い代わりに、状況描写などは薄め。描写不足の点などは、映画やドラマの下手なノベライズにも似ている。
総じてライトノベルっぽい雰囲気。
手軽に読めるコミックのような一冊。
どうやら本格的に風邪らしい。
ノドが痛くて、セキをすると肺が痛い。熱は無いものの、微妙にからだがダルくて、何をするにもやる気が出ない。鼻水はそれなりにズルズル。
年度末で、それなりに忙しくて休めないのに……
残業はせず、早く帰って安静にしていよう。
ノドが痛くて、セキをすると肺が痛い。熱は無いものの、微妙にからだがダルくて、何をするにもやる気が出ない。鼻水はそれなりにズルズル。
年度末で、それなりに忙しくて休めないのに……
残業はせず、早く帰って安静にしていよう。
伊坂幸太郎『オーデュボンの祈り』
2005年3月27日 読書コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?福井からの機内で読むつもりだった文庫版。結局、手をつけずに本日読了。
ところどころにファンタジックな部分があり、非現実的な印象を受けるが、その違和感をねじ伏せ、納得させるだけのパワーがある。しかも、押し付けるような強制力ではなく、これはこういう話なのだと、自然と受け入れられる親和性がある。
ミステリっぽい謎解き要素も興味を引くが、一番の魅力はその世界観であろう。後の作品に見られる独特の世界観は、デビュー作の本書で如実に顕れていたのだと実感。
休日……じゃないぞ。
2005年3月26日 日常出張も終り、本日は休み。のはずだったのだが…。
朝から出勤。出張している間に少々問題が発生したので。
ちょこちょこと書類を作って、画像を修正して、メールで送るだけなんだけど、結構手間がかかった。
机の上に溜まっている、その他の書類は見ないことにして、午前中にはどうにか切り上げる。
夕方からは、仕事上の付き合いで飲み会。……休日じゃないなぁ。
福井滞在からこっち、どうにも体調がよろしくない。
おそらく風邪のひき始めだろう、ということで薬を服用中。
ノドが痛くて声がおかしい。熱はないが、どうにもテンションが上がらない。
朝から出勤。出張している間に少々問題が発生したので。
ちょこちょこと書類を作って、画像を修正して、メールで送るだけなんだけど、結構手間がかかった。
机の上に溜まっている、その他の書類は見ないことにして、午前中にはどうにか切り上げる。
夕方からは、仕事上の付き合いで飲み会。……休日じゃないなぁ。
福井滞在からこっち、どうにも体調がよろしくない。
おそらく風邪のひき始めだろう、ということで薬を服用中。
ノドが痛くて声がおかしい。熱はないが、どうにもテンションが上がらない。