祝杯?

2005年1月26日 仕事
東京出張中の上司からの連絡によれば、諸々の書類は無事に審査を通過。
軽微な修正を加えて再度提出で本申請という運びに。
長かった……夏期休暇も返上したし、有給休暇も放棄して、
年明けからこっち、ロクに休まず仕事して……
本当に長かったが、その苦労も少しは報われるか。

さぁこれで、来年以降にプロジェクトが始動。また頑張りますかね。
とりあえず、いまは寝かせて……

修羅場終了。

2005年1月25日 仕事
お上に提出する資料がようやく完成。
完成とはいえ少々やっつけ仕事気味のため、
我ながら完成度にはやや不満が残る。

ともあれ、これにて修羅場は終了。
24時まで残業、果ては職場で仮眠な生活からも解放される。
うぅ、結構つらかった……
【1巻】どこにでもある毎日がきらきら輝く宝物に見えてくる…大ヒットシリーズから珠玉の4編を厳選!!収録作品「Bad Tuning」「ぽっかぽか」「ゆうやけこやけ」「むかし あるとろこに…」「『ぽっかぽか』な思い出」
【2巻】愛する家族と一緒にいられるだけでこんなにも幸せ…あの名作シリーズから極上の4編を厳選!!収録作品「うんどうかい」「目がさめたら」「ないしょ」「いらない」
1・2巻をまとめて購入。
登場する家族はとても理想的で、ともすれば非現実的。こんな家族いないよ。と思えるが、もしいたなら、最高に素敵な家族だろう。こんな家庭を築きたいものだ。……独身だけど。
てな感じで土日月と出勤death。
時間なくて、全然本が読めません。
短時間で読めるマンガばっかり……
22時まで残業→帰宅入浴食事就寝。な生活を送ってます。
芥川・直木賞候補作とか、ネタはあるのに。
仕事が片付いたら、のんびり昼寝とかしたいな……
出雲編、完結。
出雲神話を絡めて、作者独自の歴史観を展開するのはさすが。
アクション色は強いものの、ゲストキャラの個性をいまひとつ描ききれていない感じが残念か。これは紙幅の都合と思われるので、今後は前中後編の3冊でお願いしたい。
この際だから、「蛇神」をテーマに東北までいってもらいたいものだ。
歩いててふと気がついたら、あたし幽霊になってた! 頭がぼやけてて何も思い出せないし、下を見たら自分の体がないじゃないの。生垣やドアをすり抜けて家のなかに入ると、だいっ嫌いな姉さんや妹たちが相変わらずのケンカ。誰もこっちに気づきゃしない。でも、どうして幽霊なんかに!?おかしくもほろ苦い現代ファンタジイ。
『ハウルの動く城』がらみで図書館に入荷された模様。
記憶が曖昧で自分が誰だかわからない幽霊、という設定はありがちだが、物語の進め方と文章表現には、さすがと思わせるものがある。
物語の展開はめまぐるしく、次から次へと物語が繰り広げられていく。思わず、小学生がこの展開についていけるのかを心配してしまう程。
ご都合主義でやや強引な部分もあるが、たまにはこんなのも良いか。
何となく、「ナルニア国物語」とかを読みたくなってしまった。

仕事始め。

2005年1月4日 仕事
いよいよ仕事始め。今年も一年頑張りましょうかね。
プロジェクトの報告書原稿が、まだあがってないので、そうお気楽なことも言ってられないのだが。

今年の目標。
「風の吹きて何れが勁草かを知る」『三国志』だったか?うろ覚えだが、普段は同じ様に見える草(=木)も、大風が吹いたときにどれだか強く根を張っているかがわかる……だったか?
風など吹かない方が良いのだが、嵐の中に飛び込んで行かざるを得ないご時世なので……今までの人生で、果たしてどれほど根をはって来たのか。それを問われる年になりそうな気がするので……
今年の目標は「どっしり」でいきましょうかと。
早朝に出発して、初日の出を拝む。
今年も良い年になりますように。
しまった。カメラを忘れた……
新年早々、間抜けたことで。

そのまま初詣に雪崩れ込み、御神籤などをば。
今年は……末吉。
何事も気長に誠意を持ってあたれば、必ず良い結果が出るらしい。
ふむ。気長に誠意ね。ノンビリマジメに行けということですかねぇ。
悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する。
ミステリ調サスペンス。
真犯人は?真実は?とストーリーに引き込まれるものの、全体に流れる暗さにはやや辟易。最後まで暗く影を落とす、この暗さが本作の味でもあるのだろう。
後半、ミステリ調は影をひそめ、人間ドラマ色が濃くなって、つらく後味の悪いエンディングへ。この物語ならこの終わり方で納得なのだけど、陰鬱さに気が滅入る。ハッピーエンドになりえないのは良く判るのだが……、もう少し、浄化とか救済とかが感じられても良かったのでは……
ストーリーは(やや展開が読めるものの)良く出来ており、役者の演技も巧い。全体的に質の高いサスペンス・ドラマ。
恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生の男女ふたり。ふたりは手に手をとって清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、ふたりの前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう彼は、果たして小市民の星を掴み取ることが出来るのか?
『氷菓』『愚者のエンドロール』同様、青春小説とミステリとが絶妙にブレンドされている。
「日常の謎」を解くミステリといえば、北村薫「円紫師匠と私」シリーズや、北森鴻「香菜里屋」シリーズ(暫定名称)などが思い当たるが、米澤穂信は、それらよりライトノベルの傾向が強い。
この際、ジャンルや分類はどうでも良いのだが、(いかにもライトノベルらしい)青春小説としての完成度の高さも本書の「味」であろう。

さらりとした文章で、個性際立つ登場人物を描く。
一見地味だが、きちんと良い仕事をしている。
前巻より1年ご無沙汰で新刊。
連載を読んでいるので新鮮味は無いが、
まとめて読むとまた、あらためて良い。
今回は、某キャラの死と某キャラの覚醒が見所ですかね。
若返った某キャラや、ようやくの主役到着など、
次巻に期待させる演出もあって、結構密度が濃い。
次巻は……また1年後か。

DVD『英雄−HERO』

2004年12月28日 映画
秦王のもとに、王を狙った刺客を3人殺したという無名という男が現れた。その功績を讃え、特別に謁見を許された彼は、刺客を殺した経緯を王に語りはじめる。しかし、それは多くの謎を含み、話は二転三転していく…。
映像は、すごく綺麗。
それぞれのテーマカラー?も映えて美しい。
アクションも見栄え良く決まっている。
真相は果たして?という、構成もこっていて良い。
でも、どうしてこんな救いの無いストーリーなの?
納得いかないなぁ……
午後から久し振りの本格的?休日。
友人諸氏とカードゲームMTGをプレイ。
「神河物語」のシールドである。
4パックで出来たデッキは緑赤の蛇デッキ。レア蛇を引いたので(苦笑)
クリーチャー18枚中、9枚が蛇ですよ(苦笑)
強カードが多いという評判どおりなのか、どのデュエルも
レアで激強なクリーチャーに殴り殺されるパターン。
いやね、こっちも激憤明神とか出しましたけどね(苦笑)
しかし、スピリット関連が強い。スピリットを出したり戻したり数えたりするのも強いが、対スピリットの能力が強いというか、スピリットは強いけど、スピリットだけでは勝てない感じ。こういう調整は好きです。

その後ゲーセンに寄り、バージョンアップして様変わりしたQODをプレイ。僧侶にとって杖はもうダメですな。代わりになるのは、両手斧か槍だな。皆は槍を使っているようだけど…うーん。
範囲をカバーできる攻撃が良いけど……槍のクラウドブレイカーよりは、斧のトルネードスパイクが良さそうだなぁ。どうしようかなぁ。
試行錯誤する楽しみもまた良し。
今回の調整には一部不満もあるけど、概ね歓迎したい。

久し振りに遊んだ日だった。
1月26日付で国に申請予定のプロジェクトについて、
申請を半年遅らせてはどうか?と県の担当課より連絡があった。
このプロジェクト、1月末に申請→審査→4月頃に審議判定→6月頃に判定結果確定→9月頃に正式発表→18年4月より新事業スタート。という、気の長いお仕事である。申請書の添付書類作には対人交渉、法律に則った書類作成等、時間がかかることこの上ないので、時間的な都合を考慮しての延期の提案である。
もしも、不十分な状態で申請となると、その後の進行にも関わるだけでなく、審議ではねられる可能性もある。万全を期してはどうかという、お役所のありがたい気遣いである。
ちなみに、次の申請時期は秋。結果的にプロジェクトは1年遅れることになる。

現状は、全てが上手くいってギリギリ間に合うか?という状況である。シビアな判断をすれば、「申請延期」というのが妥当と思われるが…
上司が社長に報告したところ、社長の答えは「NO」
死ぬ気で働けということか。

役所に「大丈夫ですか?間に合わなければ、余裕を持っていきませんか?」と言われて、「いや、今回行きます。間に合わせます」と答えて「すいません。やっぱ間に合いませんでした」と言うのは、非常にダメな気がする。しかも、ダメになりそうな気配が濃厚。
うーん。
君が待っている、その駅はどこにあるの。夏の微笑と、祈りをのせて電車は走る。かけがえのない時間に逢える短編集。
友だち以上の、君と見ていた夏の海とまぼろし。夏の宵、長嶋監督がくれた真っ白な贈り物。古都の冬、生体肝移植に見た夫婦の絆。二度と逢えなくとも、想い続ける人たちの物語。
短編集。表題作含む8編を収録。
どのストーリーも、どこか切なくて何かが懐かしい。
8編それぞれに異なった切なさ?が収められている。
私にとっては、全作が文句なしに素晴らしいという本ではないが、
バラエティに富んでいることは間違いない。
上記の紹介文に興味を引かれた方は、手にとってみてはいかがかと。

締め切り確定。

2004年12月22日 仕事
バタバタと走っているプロジェクト、事業申請に必須と言われた報告書の提出期限が通達された。締め切りは「1月26日」
以前より、締め切りは1月末と言われてきたモノが、ついに日付指定されたわけだ。しかも、現物を持って中央省庁に登庁ときたもんだ。
東京出張!なんていう前に、原稿を上げなければ。
間に合うのかね、実際。

やっぱり、年末と正月も休めそうにないなぁ。
えぇい、来年の年末は休めますように!
まさに妖怪マンガの決定版。
柳田國男等の民俗学者の研究成果を取り入れており、
単なるホラーとは一線を画した作品になっている。

1巻では、妖怪が見える能力を持つ姉妹が、悩み苦しみつつ、
隣人としての妖怪を認識し、受け入れていく過程が、瑞々しく描かれている。

怖い話ではなく、ちょっと奇妙な妖怪話が好きな人にはオススメ。
凶悪殺人を犯す直前の自分を説得し、反抗を阻止せよ!期限は72時間。成功すれば釈放。失敗なら死。過去へと送られた死刑囚は、その全てを知る青年に対峙した…。奇想サスペンス。
死刑制廃止→囚人増加→刑務所がパンク状態→時間遡行して罪を消滅させる。という設定は秀逸。
引き起こされるタイムパラドクスについては無視。
というか、知らん振り。
複数のストーリーがもっと絡み合うかと思いきや、それぞれが意外にもあっさりとした終結を迎える。もう少し伏線っぽくしても良かったのでは。ラストもやや唐突でわかりづらいのではないだろうか。
設定が良いと思えるだけに、やや残念な読後感。
職場の忘年会。

15時からボウリング〜温泉〜宴会と言うスケジュール。
ボウリングのスコアはイマヒトツ。
2ゲーム220オーバー。……イマヒトツすぎ。
宴会でのビンゴ大会では3等をゲット。
賞品は「ホームベーカリー」
自家製パンが焼けるらしい。
……微妙だ(苦笑)激しく実家行きの予感。
まぁ、去年の入浴剤、一昨年の墓石クリーナーに比べれば
天地の差なので、良しとしよう。

二次会まで参加して、日付が変る前に帰宅。
今年はおとなしい(?)忘年会だったな。
ミステリ。北森鴻はやっぱり良い。
次々と起こる事件、次々に登場する人物達。
その関係を見据え、関係の糸を手繰ってたどり着く真実。
ミステリ的なトリックではなく、
人間関係と因果関係を読み解くことに主眼が置かれている。
また、刑事モノのストーリーとしても良く出来ている。
だいぶ端折って2時間ドラマにしたらウケそうだが、
どうだろうか。
いっそのこと映画化でも良いか。

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