友人と夕食を外食。
久し振りと言うことで、窯焼ピザの美味しい店へ。
本格的？な窯で焼くピザが絶品で、控えめな渋いBGM、
重厚な木製のイス等の内装もあって、落ち着いた良い雰囲気。
しょっちゅう行くわけではないけれど、お気に入りの店なのだ。

ところが、あと数日で閉店する旨の張り紙が入口に！

良い店なんだけどなぁ。残念。非常に残念。
木の子とベーコンのピザ、カルボナーラ、ジンジャーエール(辛口)を食す。
う〜ん。この香ばしいピザが食べられなくなるのは、寂しい限りだ。
ビリっと辛い辛口ジンジャーエールも好きだったのになぁ。

会計を済ませて帰り際、クッキーのような小さな焼き菓子を1個づついただいた。
「残念ながら閉店しますが、これまでのご愛顧に感謝します」とのこと。
小さなシールには「Thank you」の文字が。
あぁ〜本ッ当に残念だ。
今までありがとう。ご馳走様でした。

プレゼン終了後、慌しく飲み会へ。
大勢で騒いだビアガーデンを経て、贔屓のバーへ。
まだまだ時間が早いこともあり、客は私ひとり。貸切だ(苦笑)
普段は渋い洋画をかけている店内も、今はオリンピック中継。
ボストンクーラーをグイッとあおりつつ、ぼんやりとオリンピック観戦。
2杯目のブラックルシアンを舐めながら、今日のプレゼンを噛み締める。

まだまだだねぇ。というのが正直な感想。
この業界に足を突っ込み、メシが食えるようになって7年目。
他人から「まだ半人前」と言われようとも、もう自分からは言えない。
もしも、「まだまだ半人前ですから」なんて言ってしまえば、
それは謙遜ではなくて責任放棄になるだろう。
私が私の責任でやらなきゃならない仕事なのだ。
その代価として賃金を得ているのだから。
もちろん、仕事の成果には一定以上のクオリティが求められる。
先輩諸氏に比べれば、まだまだなのは解ってる。
だからこそ、そのレベルに到達できるよう、
日々努力を続けていかなきゃならない。
次のプレゼンは約1ヵ月後。
「次を見てくれ。」この精神でいこう。

最近、このバーでグラス片手に静かに考えることが、
ちょっとしたクールダウンになっているようだ。
旨い酒と静かな店、マスターに感謝。

先月のプレゼン休止を受け、2ヵ月分の仕事について概要と進捗を説明する日。
今日の相手は、恩師、かつての上司、業界の大御所を含む5名。
下手は打てないので、万全を期す！ために念入りに資料作成＆傾向と対策を練る。
実際のところ、連日持ち帰って部屋で仕事だ！こんちくしょう。

で、当日どうだったかというと。
・3時間、喋りっぱなしで疲れた。
・予測しうる質問には、最善と思われる答えを用意しておいたので事なきを得る。
・前日26時まで仕事してたのは伊達じゃねぇぞ！と、胸を張った資料に不備が発覚。しょんぼりする。
・指導及び注文がたくさん出た(泣)
・その注文は水準に満たないためではなく、さらに上を目指すための注文であったので概ね良しとする。
・恩師に「頑張ってるな」との言葉をいただいて嬉しくなる。
・最終的な納期が決定。次回プレゼンが9月17日に決定。

自己採点では65点くらいか。
「可」ですな。「不可」にならなかっただけマシ。というところ。
「優」「良」は遠いなぁ………
納期も決まったことだし、次回に向けて頑張ろうっと。
ちなみに、次回プレゼンの相手からは、さらに鋭いツッコミが来るのだ(確定事項)
負けないよ(苦笑)

ようやく読了。中編3編収録。
今回も「探偵小説」ということで、名探偵 榎木津礼二郎が大活躍。
もちろん、相変わらずの民俗関連薀蓄が満載でお腹一杯。
榎木津がメインということで、京極堂は解説役に徹してますが、
少しキャラクターが違いませんか？
どこがどうというわけではないんですが……
何となく、台詞回しに違和感が……私だけでしょうか？

収録作品は連作になっていて、招き猫に関する「五徳猫」、
鏡が出てくる「雲外鏡」、能面と追難の「面霊気」。
個人的な一押しは「雲外鏡」ですかね。
榎木津らしさが良く出ていて、楽しめました。

次回作『邪魅の雫』はいつになるんでしょうか？
『姑獲鳥の夏』映画化は不安もあるけど、それも含めて(苦笑)楽しみですねぇ。

Yahoo!NEWSより。
アマゾンの密林に古代都市＝ほぼ完全なミイラも発見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000070-jij-int
>約1300年前に栄えたとみられる石造りの高度に発展した古代都市
おおっ！新発見の都市ですか！
>15世紀末にインカ帝国によって滅ぼされたチャチャポヤス文明の中心都市
聞いたことない文明だ。不勉強でスイマセン。

世界最小・最軽量の飛行ロボットを開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000502-reu-bus_all
>直径136ミリ、高さ85ミリで、電池を含まない総重量は8．6グラム。
ところで、現代における「ロボット」の定義はどうなってるんだろう。
コミュニケーション機能？

階級章を知人に売却…千葉県警巡査長を処分、退職へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040818-00000112-yom-soci

『ブレア・ウィッチ』の撮影監督、飛行機事故で死亡
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&;id=20040818-00000001-flix-ent
実験的な映画で傑作ではなかったけど、結構好きだった。
ご冥福をお祈りします。

作業中にマムシに遭遇。(ベタですいません)
体長10?程の小さなヤツでしたが、三角形の頭部は間違いなくマムシ。
マムシだ！と警戒する私を気にもとめず、
ヤツはスルスルと走り(？)去って行きました。

最近、雨が多くて作業が進みません。
梅雨時期に降らなかった分を、取り返しているかのようだ。
空梅雨の年は9月台風に注意！てなコトも聞くし。

Yahoo!NEWSより。
「真夏のミステリー 水田のあぜに大きな穴」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000005-khk-toh
>U字溝の鉄筋が溶け、コンクリートの一部がガラス化した状態
想像を超えた自然現象。

「国民年金に強制加入　来春から厚生、共済脱退者」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040816-00000152-kyodo-pol
厚生年金等から自動的に移行すると。
おそらく、国会議員らの未納未加入問題で出てきた措置だろう。
厚生年金加入者は国民年金に(強制的に)移行しても問題ない？
せめて確認の通知(「移行してもよろしいでしょうか？」)等があっても良いのでは？
ま、通知した場合も「国民年金に移行します。異議がある場合は……」となりそうだけど。
そもそも、国民年金への加入は「義務」なのか？と、まぜっかえしてみる。

本日は寝てばかりいました。
オリンピックや高校野球を漫然と観戦したり、
本を数ページ読んでは横になったり。
怠惰な一日。ま、ね、たまには無為に過ごすのも悪くない(苦笑)

オリンピック。
メダル候補の柔道やメジャーな野球は中継されてるけど、
全然取り上げられていない種目も、あるのではなかろうか。
確認してみた。
日本代表はセーリングや馬術にも出場してる。知らなかったよ。
オリンピックにしろ高校野球(甲子園)にしろ、出場するだけでもすごいこと。
全力を尽くして頑張ってください。

「終戦」だか「敗戦」だかの「記念日」ですが、
「右」も「左」も手前勝手なことを叫んでいるようで、
聞いていて気持ちの良い主張ではないですな。
とりあえず、官軍民の区別なく戦争の犠牲になった方々に黙祷。

6編の短編からなる、本格パズラー作品集。
「パズラー」は「パズル小説」というような意味。
ミステリの中でも、パズルのような謎解き要素の強いものを、
「パズラー」と呼ぶらしい。

6つの作品は論理的構築の密度が高く、ハイレベルな感じ。
少々ホラー風味な作品もあり、楽しめた。
「チープ・トリック」「アリバイ・ジ・アンビバレンス」がお気に入り。

夜になってから、私の部屋で友人達と久し振りにカードゲームをプレイ。
http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/howto/explanation.html

本気でやるには、金・時間・気力と色々なものが必要なため、
大会参加レベルからは足を洗って久しいが、
時々仲間内で昔のレギュレーションで遊んでいる。

今日はドラフトと呼ばれる、運と知識と技術力が問われる形式でプレイ。
ワイワイ言いながら遊び倒した。酒も入ってたし(苦笑)
プレイ技術もルール知識も枯れ果てて久しいので、
凡ミス、勘違いが続出。ダメダメだ。
5年くらい前には、ブロック予選が！とか、全日本代表が！とか言ってたのに……

終了後は恒例のフラッシュ鑑賞会に突入するも、真っ先に轟沈。
26時くらいから記憶がない。

かなり長いこと放置しておりますが、一応、生きてます。

更新もせずに、本読んだり映画見たりしてました。
あと、カレー作ったり、素麺食べたり、借りてたパイプデスクを返したり、
代わりの机を買ったり、目覚し時計買ったり、京都ミヤゲを食べたり、
掃除機が壊れたり、飲み会で騒いだり、夏娘(氷菓)食べたり、
タヌキと遭遇したり、仕事でトラブったりしてました。
色々とネタはあったんですが、パソコンに向かう気力がなくて。

近頃の生活。

>
恩田陸『Q＆A』……最後は肩透かしだったけど、途中のゾクゾク感は最高。
恩田陸『図書室の海』「ピクニックの準備」
　　　　……『夜のピクニック』に備えて(苦笑)。はやく読みたい！
山崎マキコ『さよなら、スナフキン』
伊坂幸太郎『重力ピエロ』……良いです。ミステリ風味家族小説。
伊坂幸太郎『チルドレン』……連作短編も良いなぁ、伊坂幸太郎。いまハマってる作家。
山本文緒『日々是作文』…エッセイ。面白かったッス。
笙野頼子『片付けない作家と西の天狗』
三浦しをん『乙女なげやり』……『しおんのしおり』の続編？
三浦しをん『格闘する者に○』……デビュー作？未読でした。
森博嗣『ナ・バ・テア』……？『スカイ・クロウラ』を読み直さないとダメ？
森博嗣『ZOKU』……未読でした。森博嗣は結構未読のがあるんだよなー
……そう言えば、乙一の新刊も出てるんだよね。むむむ。
　　余談。夏休み子供向けで書店店頭に図鑑類が並んでるんだけど、恐竜図鑑が欲しい。
　　と思ってしまった。最前線な復元イラストを眺めてみたいな、と。

>
『ハリーポッターとアズカバンの囚人』
　　　　　……原作未読。アラはありそうだけど、非常に楽しめました。
『リバー・ランズ・スルー・イット』
　　　　　……夏になると見ます。あと『スタンド・バイ・ミー』(苦笑)
『リプレイスメント』
『グリーンフィンガーズ』
　【 見たい映画 】
　『キング・アーサー』『ヴァン・ヘルシング』
　『スチームボーイ』『マッハ』『スパイダーマン2』……多いな。
　　あと『タイムライン』『アンダーグラウンド』はDVDで近いウチに。

>
王立科学博物館?【白のパイオニア】……「落下するミール」が！(燃え！)
王立科学博物館?【黒のフロンティア】……異形(タコ火星人)出ますた(苦笑)
ガンダムコレクション Vol.8……足を洗うはずだったのに。5個ほど購入。

夏のイベント打ち上げで飲み会。
ビアガーデンで騒いで2次会へもGO！

で、帰ってきて風呂上りに読み始めた
『メイン・ディッシュ』が面白すぎて、一気に読了。寝たの26時だよ(笑)
うわっすげっ！くう〜〜っと、布団の上で悶絶しておりました。
もうね、良い。良いよ！北森鴻、最高。

連作短編なミステリで、ひとつひとつはやや物足りない感じだけれど、
全体を通してひとつの真実が見えてくる……のは当然で、
さらにその上を行く構成になってます。
A＝Bで、A’とかB’が出てきて、でもA’は虚構で、
A"＝Bなんだけど、結果的にA＝A"みたいな。
書いてて自分でもワケわかんない(苦笑)

謎解きメインのミステリではなく、暖かいストーリーが良い感じです。
作中に出てくる料理も、とても美味しそう(苦笑)
ストーリーと構成の妙技に、やってくれるな〜ちくしょう〜！と悶絶。
北森鴻は乱読気味に読んでいて、傑作！と思うものも多いけれど、
マイベストはコレかなぁ。

4月11日に急逝した筆者のエッセイ集。
大和書房のサイトにて公開された4月分5月分の原稿も収録。
この人のエッセイは本当に楽しく読める。
こんなに楽しい文章を書いていた人が、何故、自らの命を絶ったのか。
それは、私にはわからないことだけれども。
この本を読み、踊るように楽しい氏の文章に触れて、あらためて思う。
御冥福を心からお祈り申し上げます。

このところ、週に2日は自作弁当を持参。
おかずのメインは、コロッケ等の出来合い惣菜だが、
それだけでは、結構、惣菜代がかさんでしまう。
味と完成度を考えると、弁当買った方がマシということにもなりかねない。
そんなわけで、炒め物1品くらいは自作することになる。

今夜は豚挽き肉が余ってたので、炒めてそぼろ風に味付け。
卵も余ってたので、炒り卵で2色そぼろだ。
もちろん、夕食と弁当のおかず兼用である。

ご飯も炊けたことだし、いただきます。
うん。うまい。味付けがちょっと濃かったようだが、
怪我の功名でご飯がススムススム。
ごちそうさまー。満腹満腹。1合をぺろりと完食。
そぼろもちょうどなくなったことだし……

あ、明日の弁当！
おかず全部たべちまった………

最近購入のマンガ。
冬目景『イエスタデイをうたって』4巻。
冬目景は忘れた頃に単行本が出ますな。
本誌の短期集中連載を読んでいても、「忘れた頃」に出るので新鮮な感じで読めます。
波乱はあっても進展は(あまり)ない、けだるい感じがなんとも言えず良いです。

ふなつ一輝『華麗なる食卓』12巻。
カレー大会2回戦は鱧カレー。
…………。
こんなカレー、家じゃ作れないよ……試す気にもならない。
あ、海老を使ったカレーは参考になりました♪

永久保貴一『新変幻退魔夜行カルラ舞う！』15巻。
待ちに待った出雲編。オオナムチとスサノオ。
国譲り神話を永久保流ではどのように解釈するのか？
このマンガ、下手な歴史モノより詳しいから……楽しみですねぇ。

水上悟志『散人左道』2巻。
大団円にて完結。ぺん太がラブリーすぎ。
おまけのキャラ解説が秀逸。
本編と関係ない感想……

岩永亮太郎『パンプキン・シザース』2巻。
連載開始からの注目作。2巻出ました。
停戦から3年。戦災復興のために設立された陸軍情報3課の前に立ちふさがるのは、有形無形の様々な障害。そして、存在しないはずの部隊、901ATT「命を無視された兵隊」とは……

燃え！
絵は荒削りな感じだけど、ストーリーと台詞回しには痺れます。最高。
存在しないはずの部隊が続々出てきて、しかも普通に部隊章付けてるのは、どうかとも思いますが(苦笑)細かいことは気にしない気にしない。
燃え！

マンガばっかり読んでるなぁ………

今宵は暑気払いな職場の飲み会。
7月下旬から8月にかけて各部署で忙しさが加速するのを見越して、
とりあえず飲んでおけと。そんな感じ。

1次会のビアガーデンは、突然の雨でお流れ。室内で飲むことに。
なんだよー。昼間は焼けるように照り付けてくれたクセに、
ここぞというときに通り雨かよー。と、愚痴りながらジョッキを開ける。
食べ放題バイキングの鶏の甘煮？がちょっと美味しかった。

2次会はカラオケスナックで若手が大ハッスル(苦笑)
歌いながら、飛んだり跳ねたりしてました。
私？眠くて眠くて……ぐー。
寝ぼけながら、拳を強く強く突き出すように、振り上げていた気が。
年齢とキャリアじゃ、私も十分若手なんだけど。
残念ながら、場を盛り上げるスキルは修得してないですねぇ。
2次会がハネたのが23:30頃。

飲み直しで、もう一杯だけ。
ということで、お気に入りのバーへ。ひとり3次会？
ブラックルシアンをちびちびと飲んで、ちょっと考え事などしてみる。
ま、ね、ナニがあろうとどうなろうと、前にしか進めないのよね。

帰宅したのは25時頃？
あんまり記憶が定かじゃない。

同名映画のノベライズ。
沖縄の離島で「サトウキビ刈り」に参加した7人の若者の35日間を描く。

文章自体はあっさりとしていて、読みやすい。
そのかわり、ちょっと描写が淡白すぎると感じる部分もある。
ストーリーは優等生的というか、お約束というか、ありきたりすぎ。
それでもラストでじーんとくるのは、物語に引き込まれていったから。
結末が気になる類でもなく、感情移入ともちょっと違う、不思議な引き込まれ方。

これは映画も見てみたいなぁ。レンタルを探してみよう。
『精霊流し』といい、邦画のお約束は結構泣ける。
年をとったってことか(苦笑)
それとも、やっぱり日本人ってことかしら(強引なまとめ方)

大御所の都合に合わせて、参加者に無理を聞いてもらって設定した
今日ののプレゼンだったが、その大御所が欠席。
スケジュール調整のミスということなんだけど、なんだかなぁ。
何のためのプレゼンなんだか。
いまさら変更もできないので、大御所不在のままプレゼン。
会議室で説明の後、現地を視察アンド解説。
参加者には理解していただいたようで、まぁまぁの出来かな。
もっとも、同業専門分野の人間が不参加のため、
あまりプレッシャーもなく気楽なプレゼンとなった。
気楽だったかわりに、得るものも少なかったかな。

23日のプレゼンは参加者の都合で来月20日に延期。
2か月分をまとめて報告することに……
それはそれでキツいなぁ。

我が社のサマー・イベントで、
牛と蛙のパペットによるショートコントを披露しました。
メインステージで……(死)
ショーの合間というか幕間なので、「何とか5分持たせる」のが使命。
牛と蛙の操作(？)を練習して、コントの順番を考えて、
パクリだけじゃアレなんで、オリジナルのネタも考えて、
声の大きさや、しゃべりのスピードにも配慮して………

それでも、ステージに立ったら頭の中、真っ白(汗)
何とか問題なくこなしたものの、滝のような脂汗で覆面がぐっしょり。
子供相手にはシュール＆ブラックなコントばかりだし、
保護者の大人達がクスリとした程度で、爆笑には程遠いステージ。
何とか6分は持たせたけれど……
もっと、子供相手の企画にすれば良かった。
やはり、企画自体に無理があったか(いまさら)

ともあれ、自己採点ではギリギリ60点ということで、
かろうじて「可」をもらっても良いかなぁー。

「思いわずらうことなく愉しく生きよ」を家訓として育てられた三姉妹の恋愛の物語。
結婚7年目の長女。その夫によるドメスティック・バイオレンスを中心にして話は進む。

作中で述べられるDVに関しては、なぜ別れない？と、非常に不思議に思うが、
DV被害者の女性には別れられない離れられない人も多いと聞く。
暴力振るう男って最低だと思うけどなぁ。

正直な話、江國香織の作品はは、あまり得意じゃない。
女性心理への得心のいかなさというか、どうにも居心地の悪さを感じてしまう。
ところが今回は、心理描写もすんなりと読み込めて最後まで楽しめた。
現実と乖離した恋愛が多い(と感じていた)これまでの作品と比べて、
妙に現実的なストーリー展開と感じたことも関係しているかもしれない。

「思いわずらうことなく愉しく」生きるのは並大抵のことじゃないし、世の中そんなに甘くない。
それでも、三姉妹はパワフルに生きている。
様々な葛藤や問題を抱えて、それでも前向きに生きている。
やっぱり「前向き」というのが、愉しく生きる秘訣かもしれない。