唐突だが、Gディフェンサーは量産MSであるネモでの使用も考慮して開発されたらしい。ネモだけじゃなく、百式やリック・ディアスでの運用も考慮していたというのだから、恐れ入る。そもそも、Gディフェンサーは装甲で劣る非変形MSであるところのMK−?の強化を目的としたようだが、エゥーゴの非変形MSに対する機動力&攻撃力のブーストも視野に入れていたようだ。どうやらこのプランは没になったようだが……
パイロットの養成やコストを考えれば、高機動のMSを作った方が早い、ということだろうか。事実、アナハイム製の機体では後年、リック・ディアス→シュツルム・ディアス、百式→百式改と高機動化が図られている。もちろん、変形MSが主流になっていった経緯も関係するだろう。
しかし、ハイチューンされたネモに量産型Gディフェンサーを装備した、遊撃MS隊なんてのは、結構イケる設定では無いだろうか。カラーリングも独自のものに変更して。特務艦1隻からなる独立部隊なのはお約束。
その存在が許されるなら、その機体はスーパー・ネモなんて通称ではなく、ネモ・ディフェンサーと呼びたい。

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