DVD『アイ,ロボット』
2005年7月12日 映画ロボットが社会の一部となりつつある2035年を舞台にしたSFアクション。「人間に危害を加えてはいけない」などロボット3原則を守っていた家庭用ロボットが、殺人事件の容疑者となる。“ロボット嫌い”の刑事と、人間に近い感情を持つ最新ロボット「サニー」の攻防とともに、ロボット開発会社にうごめく陰謀や、進化したロボットの恐怖が明らかになっていく。原案となったのは、SF小説の巨匠アイザック・アシモフの「われはロボット」。★=1.0
原作からはかなり膨らませた内容のストーリー。
アクション大作として立派な娯楽作品に仕上がっているが、ロボット三原則を知らない人には判りにくい場面もあったのではないだろうか。登場人物にもう少し解説させても良かったのでは。
ロボットの無表情さは動きは見事。刑事役のウィル・スミスは喋っているときよりも、黙り込んだときの方が良い演技をしていると思う。
最近、アシモフの名作を原案として映画化されているが、これを機にアシモフのことが、SFファンでない一般の人にも知ってもらえると良いのだけれど。
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