ドラキュラ、フランケンシュタイン、ウルフマン(狼男)、ジキル博士とハイド氏など、古典的な人気モンスターが一同に介したアクション超大作。ドラキュラ伯爵が人間を襲い続けるヨーロッパの町・トランシルバニアで、モンスター・ハンターとして知られるヴァン・ヘルシングがドラキュラ一味との激しい闘いを繰り広げる。
娯楽大作。
その手のモンスターモノのエッセンスをごった煮にした感じ。特撮率は高いが、アクション率はイマイチ。主役のヘルシングが(格闘的には)強くないというのは、イマヒトツな要素かと。ヒーローなんだから、もっと強くても良いのではないかと。ヘルシングの正体もとってつけたようでイマヒトツ。全体にご都合主義的でもあるし。あまり後味の良い終わり方でないのは、続編を予定しているからだろうか。
とまぁ、文句をつけたが、ストーリー展開はテンポよく、時間を忘れて楽しめる。クリーチャー造形もなかなか。良い意味でアニメ的な一本。

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