ある日、朔太郎(大沢たかお)の婚約者・律子が突然書置きを残して失踪した。彼女の行き先が四国である事を知った朔太郎は、後を追いかける。四国は朔太郎の故郷でもあり、高校時代の初恋の思い出が眠る場所でもあった…。
遅ればせながら、話題作を見る。
かつて某所で「空港のシーンが『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』みたいだった。」との意見があり、純愛(?)映画でホラー映画のようなシーンとは?と思っていたが、なるほど納得。それが妙にツボにはまってしまい、感動的なシーンで笑いをこらえるハメに……

純愛映画というのがどういうものかわからないが、まあ良い話だったのでは。ストーリィ的には薄いところがあるが、映像はキレイだし、感じるところのある作品ではないかと。これまた某所で、内容の無い青春映画を賛美するのは失った青春に対する幻想だ云々と断じた方がいたが、これはこれでアリかなと。どのようなものにしろ、映画は幻想を写すものだろうから。

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