H.P.ラブクラフトの原作を映像化したホラー・オムニバス。
「壁の中の鼠」「冷気」「闇に囁く者」の3作を英・日・仏の3監督が映像化。原作とはかなり違ったものに仕上がっている。「壁の中の〜」はなかなか良い感じにアレンジされていたが、「闇に囁く者」は酷すぎる。遥か彼方にぶっ飛んでいってしまっている。グロいし。

プロローグとエピローグには作家H.P.ラブクラフトも登場。
特殊メイクによるものか、顔は結構そっくりである。
エピローグの内容は噴飯モノだが。

頭足類の触手に対する嫌悪感は、日本人と欧米人では違うと聞く。要は食べるか食べないかということだが。そんなわけで蛸足に対する恐怖感はイマヒトツなのであった。この手のB級?作品はクリーチャーがあらわになった時点で笑えてしまうので……。単なるモンスター扱いだしな。

神話ファンは、ネタとして一見の価値あり。
それ以外の方には……B級ホラーでしかないかな。

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