タイのとある小さな村から仏像の首が盗まれた。奪還のために、村一番のムエタイの使い手が首都バンコクへと向かうが…。
1.CGを使いません。
2.ワイヤーを使いません。
3.スタントマンを使いません。
4.早回しを使いません。
5.最強の格闘技ムエタイを使います。
ストーリーはあってなきがごとし。全編アクションのムエタイ・ムービー。

スゴイ。スゴすぎる。
往年のジャッキー・チェンを思わせるアクションには呆然。
2枚のガラス板の間を、輪になった鉄条網を、走っている車の下を潜り抜け、飛びヒザ飛びヒジが炸裂する。何気なく見ているが、CGもスタントも使っていないのである。すごく痛そうなシーンもあり。
エンドロールに入り、人間ってスゲェなぁと思っていると、エンドロールとともにメイキングシーンが!(これまた往年の香港映画みたいだ。)
主演のトニーは、傷だらけになってこの映画を完成させたんだなぁ、と改めて感服。
この映画が出来るまでをドキュメンタリーにしたら、それだけで視聴率取れそうだ。
ハリウッドのアクションやCG満載の映画に辟易している方、ぜひどうぞ。

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