笹生陽子『バラ色の怪物』
2004年10月25日 読書
中学生の主人公が、ふとしたことから「社会」の姿を実感する物語。
経験を通じて少年は成長し、逞しくなったが、その姿には爽快感も達成感もない。
結末には寒々しさを感じるが、社会のつらさ苦しさを知っても、少年は生きていく。たぶん、きっと。
経験を通じて少年は成長し、逞しくなったが、その姿には爽快感も達成感もない。
結末には寒々しさを感じるが、社会のつらさ苦しさを知っても、少年は生きていく。たぶん、きっと。
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