三浦しをん『私が語りはじめた彼は』
2004年7月4日 読書一人の男性を中心に据えて語られる、愛憎の連作短編。
それぞれの背景を背負い、一人の男を愛した女性達。
彼女達が語る男との「関係」、自らの感情。
男女関係と女性心理を、シリアスに深く掘り下げている。
基本が不倫話で、個人的には、かなり重い内容。
本気にわずかばかりの狂気を足した女性達の心理が、
男としては、正直、怖い。
登場する男性陣の、達観というより諦観に近い思考にも
寒々しいものを感じてしまう。
それぞれの背景を背負い、一人の男を愛した女性達。
彼女達が語る男との「関係」、自らの感情。
男女関係と女性心理を、シリアスに深く掘り下げている。
基本が不倫話で、個人的には、かなり重い内容。
本気にわずかばかりの狂気を足した女性達の心理が、
男としては、正直、怖い。
登場する男性陣の、達観というより諦観に近い思考にも
寒々しいものを感じてしまう。
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