ミステリの名手、西澤保彦の新刊は、
作者自ら「著作の中で最も『ありえない』話」と評する問題作。

感想は「やってしまった」
深夜から読み始めて、一気に読了。寝たのは27時。
ダメ。止まらなかった。欠伸も出なかったし、一気読み。
良い。すごく良い。
ミステリのための設定や舞台装置等が上手く機能しているかは疑問だが、
ミステリとは別の部分が、すごく楽しい一冊。(問題発言か?)
正直な話、この内容で不定期連載はキツかったのでは、と思う。
各話のミステリ部分も作品全体の風味付けと感じられるし。
完結まで約2年ですから……
単行本で一気読みできたのはシアワセです。
気負わずに楽しんで読むのが吉。

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