高田崇史『QED〜ventus〜熊野の残照』
2005年11月7日 読書 コメント (7)和歌山県・紀伊半島に位置する、古来からの信仰深い土地“熊野”。浄不浄を嫌わず、黄泉の国との謂れもある熊野三山―熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社―の神々には意外な逸話が隠されていた…。☆=0.5
伝承にまつわり一寸の「?」から歴史を辿る桑原崇と棚旗奈々の旅路は、故郷を捨てた悲しい運命を生きる神山礼子と共に、熊野が孕む深遠な謎へと迫っていく。
近藤史恵『黄泉路の犬』
2005年11月1日 読書どんな職場にも忙しい時期と暇な時期がある。珍しいことに南方署は暇だった。圭司がここに配属されてから既に三ヶ月。同僚の黒岩から、いきなり文庫本を渡されページを開けという。真中あたりを開くと89ページ、八+三でインケツ、會川くんの負けといわれてしまう。なんとオイチョで四人分のジュースを買いに行かされるはめに。いまやヘタレだけでなく、パシリにされています。そんな時に事件は起こった。東中島で強盗、家にいた姉妹に刃物をつきつけて脅し、二万円を奪取。でも、それだけじゃない。可愛がっていたチワワも攫われたという。事件はそのままになったかと思われたが、二ヶ月後、思わぬところから顔を出したのだった!★☆=1.5
南方署強行犯係シリーズの第2巻。
犯人候補の登場人物が少なく、ミステリとしてはやや弱い。しかし、物語に内包される「動物虐殺」とでも呼ぶべきテーマは大きく、重い。そのテーマをコミカルなストーリーにのせて描き出す筆者の実力はさすがである。
東直己『スタンレーの犬』
2005年10月31日 読書この想いは、本当のものなのか、彼の持つ「チカラ」なのか。札幌に身を寄せる19歳の少年「ユビ」。彼は、老婦人との奇妙な旅を運命づけられた―。書き下ろし長編小説。★☆=1.5
暗く物悲しい印象を受けるストーリーは老婦人と少年の感傷に満ちている。若くして老成した感のある少年に潜む、年相応の情緒、老婦人の諦観。それらを、ひとつ、またひとつと示しながら進む奇妙な逃避行。物語が終焉を迎えた後、読者の胸に残るのは寒々しくて切ない感傷のみ。この「心地よい感傷に浸る」読後感こそが、本書の醍醐味かもしれない。
似非キーマ改め、似非ドライカレー。
2005年10月30日 飲食キーマカレーを作ろうと思い立ち、挽肉とグリーンピースを買ってくる。
挽肉にスパイスを振って下拵えをし、タマネギを刻み始めたところでふと思いつき、方向転換。以前、『華麗なる食卓』のドライカレー対決(コミックス14巻)で出ていた、キーマタイプのドライカレーを作ってみようということに。
微塵切りのタマネギを炒め、キツネ色を通り越したくらいで豚挽肉、グリーンピース(冷凍)を投入。ひとしきり炒めてからカレースパイスを投入。カレー作るときの隠し味用のスパイスパックだが、小麦粉が入っていないので便利が良い一品である。ストレートにカレーチャーハンも作れるし。
あまりにパサパサだったので、風味付けも兼ねてチキンコンソメをお湯で溶いたものを少量投入。すぐに煮立って?とんでしまったがパサパサは回避できた模様。辛味を足すためにカイエンペッパーを少量振り入れる。
そんな訳で、切って炒めてスパイス振っただけで完成。
黄色と白の色あいが楽しいので、サフランライスはやめて、白御飯に乗せていただきます。挽肉の肉汁とスパイスが良い感じ。チキンコンソメの風味は案の定、スパイスに負けて存在感無し。
炒めるだけなんで、短時間で出来るのが嬉しい。
挽肉にスパイスを振って下拵えをし、タマネギを刻み始めたところでふと思いつき、方向転換。以前、『華麗なる食卓』のドライカレー対決(コミックス14巻)で出ていた、キーマタイプのドライカレーを作ってみようということに。
微塵切りのタマネギを炒め、キツネ色を通り越したくらいで豚挽肉、グリーンピース(冷凍)を投入。ひとしきり炒めてからカレースパイスを投入。カレー作るときの隠し味用のスパイスパックだが、小麦粉が入っていないので便利が良い一品である。ストレートにカレーチャーハンも作れるし。
あまりにパサパサだったので、風味付けも兼ねてチキンコンソメをお湯で溶いたものを少量投入。すぐに煮立って?とんでしまったがパサパサは回避できた模様。辛味を足すためにカイエンペッパーを少量振り入れる。
そんな訳で、切って炒めてスパイス振っただけで完成。
黄色と白の色あいが楽しいので、サフランライスはやめて、白御飯に乗せていただきます。挽肉の肉汁とスパイスが良い感じ。チキンコンソメの風味は案の定、スパイスに負けて存在感無し。
炒めるだけなんで、短時間で出来るのが嬉しい。
今回の連続出勤記録。
10月3日〜27日で26日。
イベントの準備やらイベント本体やらで、何かと忙しい月だったな。
10月は。
溜まった代休は使わないうちに消えていく。
10月3日〜27日で26日。
イベントの準備やらイベント本体やらで、何かと忙しい月だったな。
10月は。
溜まった代休は使わないうちに消えていく。
岩原裕二『いばらの王』6巻
2005年10月26日 コミック岩原裕二が描く古城脱出活劇、ついに完結!二手に分かれたカスミとマルコがそれぞれのルートからたどり着いた、古城の最深部中央ラボ。生還を賭けた最後の戦いがくり広げられる中、カスミに残された最後の秘密が明かされる……! 特厚210ページ!!★★=2.0
村山由佳『楽園のしっぽ』
2005年10月24日 読書季節の約束ごと、肩書きなど無縁の動物たち。大自然に囲まれた農場暮らしは、人を謙虚に、自由にしてくれる!楽園の土の上から寄せられる、優しくつよいメッセージ、全50編。『週刊文春』連載エッセイを単行本化。★★☆=2.5
突如としてTV中継が開始された奇妙な競技。RUN、BIKE、SWIM。全く予測不可能な展開、次々と脱落していく選手たち。だが、熱狂の渦に巻かれた視聴者は、彼らが走り続ける理由を、まだ知らない――!★☆=1.5
柴田よしき『猫探偵・正太郎の冒険〈1〉猫は密室でジャンプする』
2005年10月18日 読書名前・正太郎(雄猫)、毛色・八割黒に二割白(長めの毛足)、飼い主・桜川ひとみ(ミステリー作家)、住まい・琵琶湖近郊、友犬・サスケ、特技・推理―。長編『ゆきの山荘の惨劇』『消える密室の殺人』(角川文庫)で鮮烈に登場した猫探偵の六つの事件簿は、こだわりや仕掛け、企みやいたずらが満載。さあ、正太郎といっしょに夢と、いや、推理と冒険の旅に出発。★☆=1.5
荻原浩『さよならバースディ』
2005年10月11日 読書篠田真由美『すべてのものをひとつの夜が待つ』
2005年10月8日 読書本州最南端の半島沖の小島に建つ、巨大な西洋館。所有者・満喜寿一郎の莫大な財産の後継者を選ぶべく5組の男女が集められた。後継者決定の条件は巨大ダイヤを館から発見すること。謎に満ちた宝探しゲームの行方は…。★★=2.0
「十一月、空想雑貨店。」『雨ふりの本。』
2005年10月7日 読書雨がふったら★★=2.0
なにして過ごす?
そう これは
ただ雨ふりの日を
ゆるりと大切に
感じながら
聴きながら
通り過ぎるための本(本書冒頭より)
雨に関する音楽、エッセイ、 雨の中の旅、雨の日の料理、ハンドメイドのレインコート……。様々なファインダーから覗いた「雨の日の過ごし方」を提案する一冊。
長友健篩『バーテンダー』1〜3巻
2005年10月6日 コミック新しくオープンするBARのため、バーテンダーを探していたホテル社員・美和。かつて世界的なコンクールで優勝したこともある天才バーテンダー・佐々倉溜と出会い、半信半疑で採用面接の場に送り込むが…!?(1巻より)★☆=1.5
1〜3巻を衝動一気買い。ストレス解消。
池澤夏樹『キップをなくして』
2005年10月5日 読書永野護『F.S.S.DESIGNS1 EASTER;A.K.D.』
2005年10月2日 読書「ファイブスター物語」のデザイン画集兼ガイドブック決定版がついに登場。描き下ろしセル満載で、A.K.D.の全キャラ全メカのデザイン画に著者自身による解説を併記したオールカラーの大ボリューム本。★★=2.0
F.S.S.副読本の決定版シリーズ、第1巻。
オールカラーの上、細かな設定がぎっしり詰め込まれている。既刊の「キャラクターズ」などを買いためているマニアには大して目新しいものは無いが、最近のデータ改訂も含まれているので、マニアなら当然買いの一冊。この一冊にA.K.D.の王家、国家、MH、軍隊などが網羅されている。
マーティ『日本がダイスキな外人のブログ』
2005年9月28日 読書アシスタント英語教師として来日したカナダ人・マーティ。言葉が通じなくてパニックになったり、文化の違いにショックを受けたりと、異国での生活はトラブルばかり。それでも前向きに日本を学んでいく彼は、ユキコという女性に出会い、恋に落ちる。★★=2.0
思いがけず始まった楽しい日々。しかし、彼にはカナダで待つ将来があり、日本にいられる時間はそう長くはなかった……。
副題は「マーティとユキコの恋物語」
乱発されるネット掲示板・ブログ系書籍の中でも1・2を争う一冊。
ブログ読者の書き込んだコメントまで収録しているのは、プラスポイント。やや恋愛ネタに偏重していて、カナダ人が見た「日本」がもう少しほしいところだが、日記だけに作者の心情がストレートに出たためだろうか。事実、日本を発つ直前の部分には作者の葛藤が良く出ている。
金原ひとみ『AMEBIC』
2005年9月26日 読書さあ私の太陽神よ舞い上がれ 安宿に泊まる私を照らせ AMEBIC[Acrobatic Me-ism Eating away the Brain、it causes Imagination Catastrophe.]「曲芸的自己中心主義が脳を浸食する事による想像力の崩壊」。孤独と分裂の果てに「私」はそれを「彼」に伝えようと…。☆=0.5
パワーはある。しかしながら、支離滅裂な上にストーリー性が薄い。錯文にあらわされるような、支離滅裂さが良いと言う方もいるだろうが、私にはどうにも馴染めなかった。
毎度おなじみ適当カレーを作る。
具材はジャガイモ、ニンジン、タマネギ、牛肉。
みじん切りのタマネギをキツネ色に炒めて、ベースにする。
ジャガイモとニンジンは大きめに切ってゴロゴロ感を演出。
タマネギはクシ切りにしたものも用意しておく。
牛肉を軽く炒めてタマネギペーストと馴染ませ、醤油と砂糖で味付け。
鰹節でダシをとり、このダシ汁で具材を煮込む。
ほどよく煮込まれたら、市販のカレールゥを割りいれて再度煮込む。
ルゥが溶けたと思ったら火を止めて良し。
煮すぎてジャガイモとニンジンが溶けないように注意。
しばらく冷やしてから、再度温めなおすと完成。
スパイスを追加しないので、まろやかな味わい。
スパイシーなカレーに飽きたらたまには良いかな。
具材はジャガイモ、ニンジン、タマネギ、牛肉。
みじん切りのタマネギをキツネ色に炒めて、ベースにする。
ジャガイモとニンジンは大きめに切ってゴロゴロ感を演出。
タマネギはクシ切りにしたものも用意しておく。
牛肉を軽く炒めてタマネギペーストと馴染ませ、醤油と砂糖で味付け。
鰹節でダシをとり、このダシ汁で具材を煮込む。
ほどよく煮込まれたら、市販のカレールゥを割りいれて再度煮込む。
ルゥが溶けたと思ったら火を止めて良し。
煮すぎてジャガイモとニンジンが溶けないように注意。
しばらく冷やしてから、再度温めなおすと完成。
スパイスを追加しないので、まろやかな味わい。
スパイシーなカレーに飽きたらたまには良いかな。
イトコの結婚式。
若い二人の意見が反映されまくった、人前結婚式でした。
特筆すべきは、新郎新婦そろって退場しての1回目のお色直し。
二人してコック帽をかぶったパン屋のいでたちで登場。
各テーブルに手製のパン(焼きたて)を配ってまわる。
おや?パンの匂いがするなぁと思ってましたが、納得。
コレはなかなかオツな演出ではないかと。
若い二人の意見が反映されまくった、人前結婚式でした。
特筆すべきは、新郎新婦そろって退場しての1回目のお色直し。
二人してコック帽をかぶったパン屋のいでたちで登場。
各テーブルに手製のパン(焼きたて)を配ってまわる。
おや?パンの匂いがするなぁと思ってましたが、納得。
コレはなかなかオツな演出ではないかと。